神様がいるとしたら 20th Anniversary Special LIVE “NIPPONロマンスポルノ‘19〜神vs神〜”  感想

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ポルノグラフィティ20周年のお祭りと銘打って開催された「20th Anniversary Special LIVE “NIPPONロマンスポルノ‘19〜神vs神〜”」を見に行きました。

 

見に行けてよかった。本当によかった。

公式HPに載っていたこの言葉通りだった。

 

初の東京ドームLIVEから10年…

ポルノグラフィティとして二十歳を迎えるメジャーデビュー記念日とその前日に、満を持して東京ドームLIVEを開催!

全国各地の皆さんに集まってもらい、一緒にお祭り騒ぎがしたい! という想いから“NIPPON ロマンスポルノ’19〜神vs神〜”と銘を打ち、「神vs神」のタイトル通り、その日その日が「神セトリ」と言ってもらえるような渾身のLIVEをお届けします‼

 

さらに、20周年の集大成を心置きなく存分に披露するために今回は2DAYS開催!!

 

20周年イヤーの締めくくりは東京ドームに全員集合‼‼

 

何から書けばいいか分からないほど書きたい事があるので最初からなぞって行きます。

※若干のセトリネタバレあります

 

開演前

恒例(?)の客席いじり。スタンドやアリーナに分けて曲名を言わせてみたり(最後だけ「幸せについて本気出して考えてみた」「ネオメロドラマティック」って長い曲名だったり)、様々な人をカメラで抜いて変な踊り躍らせたり対決させたり。

人が映るたびに拍手が起こったり、選ばれた人も恥ずかしそうだけど笑顔で立ち上がったり、もうそこから幸せな空間だなぁ~~と思っていました。

係員の人もお疲れ様でした。笑

 

開演

2人が出てきて、1日目はなんか夢のようだな、現実かな、という気持ちでした。1日目はメインステージで、2日目はセンターステージから出てきて、「きょお~~きする」って昭仁さんが歌い始めた瞬間、鳥肌ぶわぁああ。うわうわうわ、本当に居る!!うわーーって、遅いですけどここで実感した感じがする。「あのロッカー、まだ闘ってっかな?」て歌詞と共に2人がスクリーンに映ってもう泣いてた。きっと見えないところでたくさん闘ってるだろうな、それでもここまで続けてくれてありがとう、的な気持ちになってた。

 

本間さん出てきて、色んな話して、ちょっと天然な発言に笑って、1日目2人に「ハッピーバースデー」歌えたの嬉しかった。人生の中で一番大声でハッピーバースデー歌った。でも昭仁さんが指揮間違えてて和んだ。

 

2日目はスタンドの上のほうで、全体が見渡せた席だったんですが、6万人弱が変な踊りしてたり腕振ってたり手拍子してたりが見えて、「ここにいる人皆ポルノグラフィティが好きなんだな~~なんか泣けてくるな~~~」って涙腺壊れてた。

 

n.t.が昭仁さん弾き語りverとバンドverで聴けて、瞳の奥をのぞかせてで「うわ~~嬉しい~~」って思ってたらNAOTOさん登場して(ここでも涙腺崩壊)、ゴリゴリバイオリン弾いててもう本当に涙止まらなくて、はぁ~~何~~~え~~~って感情が追いつかなかった。

 

晴一さんのHey Mamaとウェンディの薄い文字も。特にウェンディの薄い文字はやらないかな~~でもやらないか~~って1人思ってたのでめっちゃくちゃ嬉しかったです。「撫ぜるだけさ♪」「真反対さ♪」ってうっきうきで言いました。

 

ここからセトリががらっと変わって、もうイントロ流れる度「あーーー」「うわーーーー」「それーーーー」って脳内沸いてた。特に渦はなんかもう無意識に息止めてた気がする。「渦!!」ってハッとして止まってるみたいな。

 

それから好きになるきっかけのサウダージが聴けたり、ジレンマで3パターンに分けてみたり、ゴリゴリロックのラックがめちゃくちゃにかっこよかったり、愛が呼ぶほうへでじんわりしたり、Zombies are standing outは最近の曲でUNFADEDでも聴いたけどやっぱりかっこいし、Mugenで好きなフレーズ聴けて感無量だし、ネオメロドラマティックもやっぱりかっこよくて盛り上がるし、サボテン!!って感動してKing Gnuの井口さんの顔浮かんだり(笑)、1曲1曲で感情が色んな方向に揺さぶられてた。腕振りながら手拍子しながら泣いたりしてた。

 

ハネウマライダーきて、皆がタオル回してるのが見えて、6万人弱がタオル回してるの凄い光景だな、なんか面白いかも、とか思ってたのに最後にはこんな大勢が一緒にタオル回して楽しんでるって凄いな~~って泣いた。

 

アゲハ蝶で「ラーラーラーラーラーラー」って言うところ、特に2日目の皆の声が凄くて、昭仁さんは「すげえ」って素みたいな感じで言うし、晴一さんはめっっっちゃくちゃに優しく微笑んでスクリーンに映る観客の顔眺めてるし、もうそんなの見たら号泣した。ポルノグラフィティの2人に喜んでもらえてる気がして嬉しかった。

 

VSの「そうかあの日の僕は今日を見ていたのかな」という歌詞、「あの日の僕」が結成当初のポルノグラフィティで、「今日」がこの東京ドームのことのように聞こえて、もしそんな風に思えているなら応援してきてよかったなあと心から思いました。想像なんですけど!

 

それからアンコール、オー!リバルからカート?に乗って2人が移動してより近くで見れたのが嬉しかった。サビでやる手拍子も好き。「オーエーオーエーオー」っていうコーラスも好き。でも終わりが近づいているのが分かって、終わって欲しくなかったなー。ずっと「オーエーオーエーオー」って言っときたかった。

 

Century Loversでは今までこんな「フゥフゥ!」って言ったことないぞってくらいの声で「フゥフゥ!」言ってました。あと懐かしの「エビバディ!皆で!声出せ!」もやれて嬉しかった。昭仁さん自ら「ダサい」って言ってたのは面白かった。笑

 

最後ライラで「歩き疲れたら帰っておいで」って、色々なことを励ましているような気がして、そうだな~~ちょっと疲れたときもポルノに頼らせてもらおうっと、ということを改めて思った。

 

昭仁さんはMCの中で、「最初、何にもなっていないけどスタジオで出した音があって、そこで想像した景色がある。でも今日、自分達が想像していた以上の素晴らしい景色を見れています。ありがとう」って何度もありがとうを繰り返していたけど、こっちがありがとうだよ!!と何度も思っていました。そして「こんな素敵な景色を見せてくれるあんたらは凄い。胸張っていけ!自信持って行け!」って言ってくれる昭仁さんに本当に勇気付けられた。嫌な事あったり、落ち込むこともあるけどこの言葉を覚えておきたい。


晴一さんは「ポルノグラフィティは部活って言ったら少し違うかもしれないけどあの日からずっと続いてるもの」「それを汚したくないって思ってる」というような話をしていて、惰性ではなくて自分たちが納得できる状態で続けたいということかな、と思った。もちろんポルノグラフィティが続いてくれるのが嬉しいけど、本人たちが幸せで納得して活動する方が大事だから、彼らが出してくれたものひとつひとつをこれまで以上に大事にしようと勝手に誓った。


曲を聴くたびその時の記憶や感情だったり、その曲をやってくれているポルノグラフィティへの愛とか、たっっっっくさんの思いが溢れたライブでした。

神vs神の通り、2日間とも神だった。9/7,9/8の2日間、神は東京ドームにいた。


本当に20年、ありがとうポルノグラフィティ!!

これからも応援します。大好き!